グループリビングお茶の間千春

TEL:088-879-3264

グループリビングお茶の間千春について

「グループリビングお茶の間千春」の開設は、私の叔母がアルツハイマーになり、有限会社なのはなプランの代表取締役である野村栄一氏に相談したのがきっかけです。

叔母は一軒家で一人暮らしをしておりましたが、いつのまにかゴミと猫でいっぱいの家となり近所の方達からの苦情が何度もきておりました。 長い間病院勤務で退職時は婦長をしていた叔母は気も強く人を寄せ付けないところがあり、私達家族が行くも世話にはならないと突っぱねられておりました。

困り果て野村氏に相談、なのはなプランの介護職員さんが何度も何度も足を運んで下さり、半年後にはデイサービスに通うようになりました。出来るだけ自宅での生活をと考え様々な介護サービスを利用していましたが、いよいよ一人暮らしが出来ない状態となった時、「グループリビング」というのがあると教えてもらいました。

住み慣れた家で一生涯叔母が生活できるよう、高知では前例がないけどやってみようと考えました。様々な経緯があり、最初の1棟は叔母の家ではなく介良の借家で始まりました。朝倉店も開設、現在合計27名の入居者(内1名は知的障害の高齢者)と4名のインドネシアからの鰹の1本釣りの留学生が共同生活をしています。

開設して12年が過ぎました。8年前に病院で余命1か月と宣告された叔母。それなら、お茶の間千春で過ごしてもらおうと、入居後は元気を取り戻し、何度も死の淵にありながらも回復し、この9月に大往生を遂げました。



低年金、生活保護の高齢者が多いという高知の現実を目のあたりにし、途中経営的に限界と感じたこともありました。その時高校の同級生で介護現場を題材にした漫画「ヘルプマン」の作者であるくさか里樹さんに相談しました。30年以上ぶりに突然連絡したにもかかわらず、快く施設に来て「お茶の間千春のような良心的な施設はこれから絶対必要になるから頑張って!応援するから」と言って下さいました。

「お茶の間千春」は「住宅型有料老人ホーム」に分類されています。開設時に当時担当の県の高齢者福祉課に届出を出しましたが、途中で市に移管され、約7年の審査を経て、平成29年に受理されました。審査が長引いたのは建物が民家なので担当者では判断できないという事情もあったようです。
市議会議員さんに相談し議会で取り上げてもらった経緯もあります。

ここ数年、消防法が厳しくなり、自動火災報知機、誘導灯、スプリンクラーの設置が義務付けられました。スプリンクラーは多額の費用がかかるので、介良店のみ設置し、朝倉店は設置義務の基準にかからないように、入居の基準を定めました。

「お茶の間千春」の特徴は、入居者様同士および入居者様と職員との関係性にあります。過去を一切語りたがらない入居者様と引きこもり歴10年の職員が交流を通じ、入居者様は自分のことを話すようになり、職員も頼りになるスタッフに成長しました。看取りも10例以上あります。縁あって入居された皆様に、人とのふれあいの中で幸せを感じるひと時を作り、「お茶の間千春」が「安心して生活し、安らかに死ねる場所」になるよう日々職員と取り組んでおります。

介護を取り巻く環境は益々厳しくなると思われますが、その中存続していく為に様々なことに取り組んでいこうとしています。

「お茶の間千春」を宜しくお願い申し上げます。

2022年11月吉日     
株式会社マサキアイランド
代表取締役 塚﨑 知美

ごあいさつ

「もう一つの大きな家族」をキーワードに平成22年7月高知市介良の地に 定員わずか8名の民家改修型有料老人ホーム「グループリビングお茶の間千春」を開設致しました。
 核家族化が進み、大家族がお茶の間に集い、和気あいあいと共に時間を過ごすいわゆる一家団らんの風景がめっきり少なくなりました。
 わたしたちは、これまで高齢者の皆さんと関わる仕事をさせていただきましたが、要介護、要支援の状態になられて寂しく日々を送られておられる皆さんがいかに多いのかを痛感いたしました。
 こうした状態になられても、安心、安全快適な生活を送っていただけるための受け皿作りの必要を強く感じました。
 こうして出来ましたのが、この家です。
 ふすま、たたみ、障子。狭い空間がゆえに他の利用者さんとの生活の音を共有でき、孤独感を覚えることなく日々の生活を送っていただくことができます。  平成23年5月には朝倉の地にも開設させていただきました。
 「終わりよければすべてよし」これまでさまざまなご経験をされた皆様への新しい住まいのかたちです。  ぜひ一度ご見学下さい。お待ち申し上げております。

有限会社なのはなプラン 代表取締役 野村栄一